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2016年4月25日 (月)

2007年のパパの日記より

2007年春ちゃんが小学校へ入学したときのパパの日記に、こんなことが書かれていました。

『今月6日春ちゃんは小学校へ入学しました。昨日から本格的に学校生活がはじまりましたが、楽しいことも多い反面、やはりおもっていたとおり、心無いこどもたちからいろいろなことを言われてしまったようです。

移植の影響から皮膚にかさかさしたところや、多少ケロイドのような後がでていることと髪の毛に少し白髪がまじってしまっているせいでしょうか、昨日は男の子から「古い人間」などといわれてしまったそうです。それでも春ちゃんは知らん振りしたんだと、話していましたが、やはりショックもあるようです。

...

私自身こどものころ、心無い言葉で他の子を傷つけてしまうことが多々ありましたが、あらためて振り返って反省させられております。

ただ、以前江原さんが話していたことばに、

「神様はその人に背負えない荷物は決して背負わせない。」

そういう言葉を思い出しました。この子は強い子です、多少のことでへこたれる子ではない、そう心強くおもってこれから先、春ちゃんの人生をサポートさせていただこうと思っています。

私たちにできることは、この子がどんなことでも話してくれるよう、暖かく包むことで、心を開かせてあげること。
そしてがんばって戻ってきた春ちゃんを、暖かく優しい心の光で包んで守ってあげること。
そして家族が一つになって暖かい輪をつくり守りぬいていくこと。
大切なことはそこにあるとおもわせていただきました。』

この日記を書いたときから9年、小学校、中学校でいろんな嫌なこともあったみたいですが、春ちゃんはしっかり負けずに通っていました。最近では、「クラスのお友達がこんな声をかけてくれて、とってもうれしかった」など、ときどき嬉しそうに話してくれます。
ゆっくりだけれど、ちゃんと前に向かって歩いています^^

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