絵本を作ってしまいました~やればできるんだー^^
すごーく久しぶりの書き込みです^^
今まで何をやっていたかというと、いうことを聞かない右手に喝をいれながらイラストをいっぱい描いたり、そして今年の一月からは絵本製作に没頭していました。
その絵本がこちらです。
実はこれ、以前紹介しました闘病奮闘記で大賞をいただいた「P.S.祐ちゃんは元気です」を絵本にしませんか?というお誘いから作った絵本なんです。
お話をいただいたときは、絵本のイラスト何て今の私の右手では無理じゃないか…
正直そう思いました。だって、一枚二枚なら頑張っていうことを聞かせても、相当の枚数をしあげなくてはなりません。文芸社の方との話し合いで、最初はイラストレーターの方にすべて任せようと、たくさんのイラストレータの方の作品を見せていただきました。
どれもこれも素晴らしいものばかり…これは、私に描けるものじゃない…そうおもっていたのですが、私のイメージイラストをご覧下さった文芸社の理事が
「松田さん、あなたが描かれたらどうですか?」そうお声がけくださいました。
最初は頸椎の手術をしたこと、右手が長時間動かせないこと、また思ったところへペンを入れられないこと…そんな説明をしてその日は戻ってきました。
でも、帰宅中の電車で思いました…
この絵本のイラストをひとに描かせてもいいのだろうか?たとへいうことの利かなくなった右手でもいいじゃないか、下手だっていいじゃないか…
そう心を混めて描けばいいんだ!
そんな思いをこめて一枚のこのイラストを描き上げてみました
これは病気をする前まで、得意としていたGペンでなく、筆と水彩、色鉛筆をつかって仕上げたものです。
之なら今の俺にも描ける!そう思った私は文芸社の理事に、「私が描きます」そう電話しました。
さて、言ったまではいいモノの、会社は税務調査がくるし、仕事は忙しいし、なかなか絵本の原稿もしあげられず時間ばかりがたってしまいました。
でもゆっくりしてる場合ではない・・・9月の刊行へまにあわすには最低でも5月の半ばまでに物語とイラストも完成させなくてはなりません…
おまけに問題は物語の内容から、ページ数が42ページまで膨らみ、イラストも40点以上描かなければなりません…
とにかく、悩んでボーっとしている暇はなく、一枚一枚描き上げて行こうと、物語を完成させた後、動きの鈍い右手に喝をいれながら描きはじめました
でも、集中するとそれまで動かなかった右手が言うことをきいてくれるものなんですね・・・
とにかく毎日毎日深夜までイラストを描き続け
5月の半ば、ギリギリセーフでイラストが完成しちゃったのでした~^^
今の私にだって、やればできるじゃないか!
この時は本当にうれしくて、そしてすごーく自信がわきました。
出来上がった原画を持って出版社へいくと、担当の方もとてもイラストに感動してくださり、絵本の編集作業に取り掛かってくれました。
後従靭帯骨化症で右手右足が言うことを効かなくなって10年…
こうして一つの形を残せたことは、本当に嬉しかったです。やれば何でもできるんですよね~^^
絵本のタイトルは「春ちゃんは元気です」、8月の終わりころの刊行されます。
8月の半ばには書店での予約もはじまりますので、その時はまたお知らせします。
フェイスブックページもつくりましたので、お持ちの方はぜひぜひ下のボタンをクリックしてページ「いいね」していただけるとうれしいです^^
↑春ちゃんは元気ですFBページ
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