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2012年2月28日 (火)

韓国での思い出話とパンチョッパリの川のシーンの秘密

韓国での思い出話です。
まだ小さなとき、両親と兄そして私で韓国のコヒャン(田舎)へ行きました。
お墓参りのお話は以前紹介いたしましたが、実はそこで別のエピソードがありました。

両親と兄は別の先祖のお墓参りのため、私だけハラボジの家に残して出発しました。翌日に戻るということで私は向こうに住むいとこ達と楽しく遊び一晩眠りました。
ところが翌日、いつまでたっても両親も兄も帰ってきません。少しさみしくなりましたが、いとこの前で泣いてはかっこ悪いと、ひとり我慢しながらもう一晩ハラボジの家で泊まりました。
... そして翌日、両親との待ち合わせ場所へ、田舎の従妹の姉に連れられて行きました。待ち合わせ場所は青空市場でした。
独特のにおいの中、子犬を大きなタライに入れて売っている女の人や、大声でタニシで博打をしている人たち、太い沢庵も積まれていたり、衝撃だったのは大きな黒豚の足を棒に縛り付け、さかさまにして重さを測っているおじさんたちでした。当然黒豚は「ブヒーブヒー」と悲鳴を上げています。
まだ7歳だった私にはすべてが衝撃で恐ろしい光景でした。

そんな市場で待つこと数時間…いつまで待っても両親は姿を現してくれません。いとこのお姉さんの手を握りながら近くにあった沢庵を見続け、私は涙をこらえていました。

そのまま夕方まで待ち続けましたが、結局両親は現れず私たちは仕方なく市場から帰宅することになりました。
小さないながら私は「これはこのまま捨てられたのでは…」そんな不安な気持ちになっていました。

そして帰り道に干上がった川を見たとき、子供ながらに張りつめていたものが切れてしまった私は従妹の手を振り払うと、大声で泣きながら川の脇を下流に向かって走り始めました…
あわてた従妹たちは私を追いかけてきましたが、私の頭には川を下って海にで日本へ帰ることしかなく、ただ大声で泣きながら必死に走り続けました。

結局追いかけてきた従妹の兄につかまり、しぶしぶ田舎のハラボジの家に連れ戻され、その夜遅くに両親たちは戻ってきましたが、いまでもその時捨てられたという恐怖体験は頭から離れません。

「パンチョッパリ」を読んで下さった方には、もしかしてあのシーン?って思い浮かぶかもしれませんが、実は主人公が泣きながら川を下る場面は、執筆のお手伝いをした私がこっそり先生にお願いして書き加えさせてもらった自分の体験でした^^。これは内緒の話です…(内緒なのに言っちゃいましたね(汗””)
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 一人でも多くの方に本書を読んで頂けるよう心より願っております。

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