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2008年6月27日 (金)

第44話 爆裂バディー、マライアさん

「お客様、こちらでお待ちくださいませ、、、」

黒服さんの丁寧すぎる応対で、僕は銀二さんが待つ、奥の控室に案内された

そこには豪華なソファーとテーブルが上品に並べられており、その奥のソファーに銀二さんが腰掛けて何やら数枚の写真を眺めながら、マネージャーと話をしていた

「それでは伊集院様は、クリスティーヌですね、、、かしこまりました。」

「おう、頼んだよマネージャー、、」

銀二さんは嬉しそうにそう告げると、控室の入り口できょろきょろしている僕と後ろの鉄に声をかけた、

「おい吉宗、鉄、なにそんなとこで突っ立ってんだよ、」

「あ、、はい、、、」

僕はあわてて銀二さんの隣に腰をおろした

 

「失礼いたします、、、、お飲み物は何になさいますか?」

僕がソファーにつくと同時に、銀二さんの前にいたマネージャーが、さっとお絞りを差し出してきた

「え、、、?」

「そこにメニューがあるだろ、ビールでもブランデーでも、好きなの頼めよ、ただだから、、」

銀二さんに言われ、ぼくは慌ててメニューからオレンジジュースを注文した

 

「それではお客様、本日出勤している、当店のナイスレディー達です、、」

マネージャーは片方の眉毛をぴくっと吊り上げながら、いやらしい顔で、数枚の写真を僕と鉄の前に差し出した

 

「え?、、、、ナ、ナイスレディーって、いったい?」

 

僕は訳がわからず銀二さんの顔を見た

「ナイスレディーは、ナイスレディーだろ、そん中から好きな子選べよ、、、、」

「選ぶ?、、、、」

僕は目の前に差し出された女性の写真に目をうつして、思わず息をのんだ、

そこにはまるで芸能人に負けないくらい、綺麗な女の人たちが写っていたのだった

 

「やっぱ高級店っすねー、兄貴ーーー、みんな、ハンパねえ美人すよー、ゲヘへ、、」

「う、、、うん、本当だ、、」

よだれをたらして写真を眺めている鉄につられて、僕も真剣に写真の女性達を見つめていた、、、

(この女の人たちと滑るのか、、、、世の中にはこんな不思議なスケート場があったんだ、、、、)

 

銀二さんは真剣な顔で写真を見ている僕に声をかけた、、

「どうだ、、、すげえ、まぶい女の子ばっかだろ、、、、なんっつてもサービス料4万円だからな、、、」

「え?サービス料4万って?」

「この子たち払うお金だよ、、入場料2万、サービス料4万あわせて6万円、めったにこんなところこれねーんだから、高倉の若頭に感謝しろよ、、、、」

「ろ、、、6万円ーー!?」

僕は驚きのあまりソファーから転げ落ちてしまった

「た、、たかがスケートに6万円って、、、、」

 

「スケート!?、、、、、」

 

銀二さんは驚いて目をまん丸にしたあと、顔を真っ赤にして笑いだした、、、

「お、、、おまえ、、、ここまで来て、まだここがスケート場だと思ってたのか、、ぎゃはははは、、、」

「え、、それじゃ、違うんですか?、、、、」

「ただものじゃねーとは思ってたが、国宝級だなー、お前の天然は、、、、はははは」

「そ、それじゃここは????」

 

「ん?、、お前、ここは、ソー、、、、、」

 

銀二さんは何か言いかけて、急に口をつぐんだ、そして急にいイタズラな笑顔を見せると、僕の前にあった写真のなかから、一人の女性の写真をつかんでマネージャーに差し出した

「この男、この子お願いね、、、」

マネージャーは眉をぴくっと吊り上げると、いやらしい笑顔で僕に向かって微笑んだ

「お客様、マライアさんですね、この子はナイスの中のナイスガールですよ、、、かしこまりました、、」

 

「、、マライアさん、、?、、、」

 

「はい、ナイスガール、ナイスバディーのマライアさんです、、、、」

 

「じゃあ、俺は、キャサリンー、キャサリンがいいっすーーー!!」

僕が首をかしげている横で、鉄が鼻息を荒げ叫びながらマネージャーに写真を手渡していた

見るとその目は、血走った獣と化していた、、、、

 

(いったいぜんたい、ここは、、どこなんだ、、、?)

学生時代からまじめ一筋で育ってきた僕は、ここまできても、自分がいったい何処にいるのかわからなかったのだった、、、

 

それから数分後、例のごとく片方の眉毛を吊り上げたマネージャーが、てかてかのポマード頭でにんまり微笑みながら顔を出した、

 

「大変お待たせいたしました、、、、マライアさんでお待ちのお客様、、、、どうぞこちらへ、、、」

「ほら、、お前だよ、吉宗、、、」

銀二さんはイタズラな顔で笑いながら、僕の手に一万円札を4枚持たせてくれた

「がんばって、男になって来いよ、、、吉宗!」

「え、、、男にって?」

「いいから頑張って来いっての、、、、」

銀二さんに背中を押された僕は、しかたなくマネージャーの後をついて歩き出した

 

豪華だけれど、悪趣味にチャラチャラした廊下を、僕はマネージャーに導かれながら、不安な気持ちで歩いていた

やがて廊下の突き当たりの小さなホールでマネージャーは立ち止まると、またしても片方の眉を吊り上げ僕にいやらしい笑顔を見せた

「お客様、こちらで少々お待ちくださいませ、、、」

マネージャーはそう言いながら、僕をホールの中にあるキラキラ、ラメの入ったカーテンの前に立たせて、その場から立ち去っていった、、、

「え、、、あの、、ちょと、いったい、、、」

ドキドキ緊張しながら慌てている、僕の目の前のカーテンがサーッと開いた

 

「え、、、!?」

 

何とそこには、さっき銀二さんが選んだ写真の女性が、ピンクにラメの入ったカウボウイハットに金色のベスト、ぴっちぴちのレザー製のショートパンツ姿で、僕に背中を見せながら、かっこいいポーズをとって立ってたのだった 

「いらっしゃいませー、今宵お客様を、素敵なハメリカンナイトへ導かせていただく、マライアで~す、、、、heart04

そう言いながら目の前の女性は僕のほうに胸を突き出しながら、セクシーに振り返った

プルンsign01、プルンsign01、ボヨヨーーンsign03

彼女の豊満なバストが、僕の目の前で、楽しそうに弾みつづけていた、思わず僕もその巨大なバストの前でボヨン!ボヨン!とはずんでしまった

「それでは、お客様、ご案内いたしま~す heart04

そう言うとマライアさんは片手に小さなカゴをかかえ、僕の腕に手を回してきた、同時に彼女の超豊満なボインが僕のうでに、、、

 

「あ、、、あの、、ちょと、、、、」

「さあ、どうぞ、一緒にお二階へ行きましょheart04、、貴方と私の、素晴らしいハメリカンナイトのお部屋へご案内いたしま~す heart02

マライアさんは僕の腕にさらに巨大なボインを押し付けながら、セクシーな瞳でウインクをしてきた

「、、、、、あ、、は、はい、、sweat01

僕はあまりの衝撃に、すっかり言葉を失い、逆らうこと無く、ダイナマイトバディー、マライアさんに導かれながら、愛の螺旋階段を登っていってしまったのだった

まさか、ここが、あの有名な、ソープランド という所だなんて、まったく気がつかずに、、、

続き
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イラストは近日更新しま~す^^

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コメント

気付けよsign03punch
って、そこが吉宗くんやねんな~confident

堪能してしまうのぉ?crying
男になってしまうのぉぉ?crying
めぐみちゃん裏切るのぉぉぉ?crying

にしても、同じ作者とは思えんsmile

投稿: けんさぁ | 2008年6月30日 (月) 15時20分

けんさぁさん、時には毒も必要なんですcatface毒も、、でもやっぱり「おじうさ」を読んでこっちに来てしまった小学生がいたら、、、、そう思うとダイナミックに書けませんよーcoldsweats01

さてさて、吉宗君男になっちゃうかどうか、頭の中でほぼ完成してします

テーマとしては
心では裏切らず、、でも身体では、、shock
近日アップしますので、楽しみにしていてくださいねsmile

投稿: 光一郎 | 2008年6月30日 (月) 20時41分

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