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2008年9月 9日 (火)

第57話 閻魔の娘

まさかこんなところで、、、それも、めぐみちゃんが一緒にいる時に、ハメリカンナイトのマライアさんと再会してしまうなんて、、、、

「あー!?」

おまけにマライアさんは、思わず大声を張り上げながら僕の顔を見つめて固まってしまっていたのだった、、、

(あー、だなんて、、な、何てこと、、、)

僕はそんなマライアさんを見ながら、金縛り状態に陥ってしまっていた、、

 

「ねえ、どうしたの吉宗くん?、、、、」

めぐみちゃんは、マライアさんと僕を交互に見ながら訪ねてきた、、

「はが、、、はが、、、」

僕はあまりの衝撃に、まともに言葉を発することができなくなっていた、、、そんな僕の変化を感じ取ったのか、めぐみちゃんは、

「ねえ、、、知ってる方なの?、ねえ、ねえ、吉宗君、、」

僕の腕をつかみながら、懸命に訪ねてきた

「あーー!?」

マライアさんはそんなめぐみちゃんの存在を知ってか、ふたたび大声を張り上げてしまった、、

(あーーーー、またしても、マライアさん、、、も、もうだめだーー!!)

 

と、その直後だった、

「あああーーーーーー!?」

突如マライアさんの後ろにいた銀二さんが、僕とめぐみちゃんの後方を指さしながら大声で叫んだのだ、、、

「ああーー、あああーーー、ああああーーー!?」

銀二さんはそう叫びながらクリスティーヌさんに合図をした、、、、

「え?、、、、あっ!?、、あー、、、、ああーー、ああーー、あああーー!!」

クリスティーヌさんも銀二さんと同じ方を指差し、いっしょに叫びはじめた、、、

「え?何、、何ですか?」

めぐみちゃんは、銀二さんとクリスティーヌさんにつられて後ろを振り返った、、、

しかしそこには、大きな大木と数名の参拝客がいるだけで、別に変ったことはなかった、、、

 

「えーー?なんですか、銀二さん、、、いったいどうしたんですか、、、、」

「あっ?あーー、あああーー、、」

銀二さんは困った顔でめぐみちゃんを見たあと、

「あー、あ、、アントニオ古賀、、、、」

苦し紛れにそんな名前をつぶやいた、、、

「え?、、、、誰?」

めぐみちゃんは、首をかしげると、再び銀二さんの指す方角を見つめた、、

 

「ほら、、、、あそこに、アントニオ古賀、、、ほら、ほら、、、」

「伊集院ちゃん、まじそれ誰?」

「、、、うん、誰?」

隣のクリスティーヌさんとマライアさんも銀二さんを見た、、、

「あー、、あーーーーー、バカー、、、」

銀二さんはあわてて二人の肩をつかんで、大木の後ろにいる参拝客の方を向かせた、、

「え?、、あ、、あー、アントニオこがちゃんね、、、」

「うん、うん、アントニオちゃん、、、」

 

「えー?銀二さん、誰ですかー、そのアントニオ古賀さんって?、、、ねえ、吉宗君は知ってる?」

めぐみちゃんは一人、不思議そうな顔で僕を見た、

「いや、、、あの僕も、、、」

「なんだー吉宗もめぐみちゃんも、アントニオ古賀、知らないの?、その名はフジヤマのアントニオ古賀、、有名な歌手だぞ、、はははは、、、」

銀二さんは笑いながら、隣のマライアさんを見ると、、、 

「それにしても、マライア、お前よく気がついたなー、ははははー」

眼で合図をおくっていた、マライアさんはとっさに

「え、、、ああ、うん、、、うん、、」

そう銀二さんにうなずいた

 

「それじゃ、、吉宗君のことを見て驚いたんじゃなかったんですか、、」

「え、、、ああ、そうよ、、向こうに、アントニオ、、、、えーと、、」

マライアさんの救いを求める視線に銀二さんが

「古賀、古賀、、、、」

「そうそう、アントニオ古賀ちゃんがいたもんだから、びっくりしちゃって、、、」

「そうだったんですか、てっきり吉宗君と何か関係のある方かななんて、おもっちゃいました、、、」

(か、、関係!!、、、、、)

僕はめぐみちゃんのさりげない言葉に、途中までとはいえマライアさんとの肉体関係を思い出し、思わず背筋がぞっと震え上がった、、

 

「いやあ、、それにしても、お前ら久しぶりだなー、ははは、、、、せっかくだから向こうでジュースでもおごったるよ、、、、なー、」

銀二さんは、笑いながらそう言うと、二人の肩を抱きかかえながら、境内の入り口に向かて走り去って行った

 

(た、、助かった、、、、、、)

僕は銀二さんの思わぬ機転によって、最大の危機を乗り越えることができたのだった、、、

めぐみちゃんは遠くへ走り去っていく銀二さんとハメリカンナイトの二人を見つめながら笑顔で

「銀二さんの幼馴染の方だったんだ、、、、二人ともすごい美人だね、、、、」

「う、、うん、、、」

「特にあとから来た人、すごい美人でグラマー、、、あんなセクシーな人、実は好みなんじゃない、吉宗君、、、、」

「な、、な、、何言ってんだよ、めぐみちゃん、、、、、」

「だって、あの人がこっちを見て驚いていた時、吉宗君ったらドキッとした顔で、じっと見つめ返してたでしょ、、、」

「そ、、そんなことないよ、、、、」

「いいえ、そんなことあります、、その証拠に吉宗君、ずーっとしゃべることすら出来なかったじゃない、、、」

めぐみちゃんはいたずに笑いながら僕の顔を覗き込んだ、、

 

「それは、あの、、、、」

 

「それは何?、、、」

「いや、、別に何でも、、、」

「ほら、やっぱり、、、」

めぐみちゃんはそう言いながらぷいっと横を向いたあと、自分の体をじっと見て

「男の子ってああいう魅力的でセクシーな人の方が、好きなんだろうなー、、、」

「そ、、そんなこと無いよ!!」

僕は大声で叫んでいた、、、

 

「そんななこと無い、男はそんなんで人を好きになるんじゃないんだー、、、」

「、、、、、」

めぐみちゃんは無言で僕を見た、、

「それに、たとえどんなセクシーな人が現われたって、僕にとってはめぐみちゃんが一番なんらー!!」 

「え、、、、!」

「めぐみちゃんが一番すきなんらぞーーーーheart01!!」

「よ、、、吉宗くん、heart02、」

めぐみちゃんは真っ赤になって僕を見つめ返していた、、、

「あ、、!?」

僕は思わず口から出てしまった愛の言葉に、恥ずかしさのあまりトマトのように真っ赤になってしまった、、、、

 

「おいおい、、、白昼堂々、愛の告白かよ、、、、、まったく、、」

「え!、、、、あーーーー!?」

振り返ると、僕の後ろには、銀二さんが、、、

「どわー 、何時の間にーー!?」

「何時の間にじゃねーだろ、まったく、、、、」

銀二さんはそういって僕に近づくと、

「まったく世話焼かせやがって、、、」

小声でささやきながら僕の肩をぽんとたたいた、、、、

 

「さあ、それじゃ、仕事仕事、、吉宗、たこ焼きの仕込みやるぞ、、」

「はい、銀二さん!!」

僕は一難さってホッとしたのか元気に返事を返した、、

 

そんな僕達を見ながら、めぐみちゃんが不思議そうに訊ねてきた、、、

「あの、、銀二さん、、、、、?」

「なんだい、めぐみちゃん、、、、」

「銀二さんの苗字って山崎なのに、なんであの人たち伊集院ちゃんって呼んでたんですか?」

「え、、、、、!?」

銀二さんと僕の額から再び冷や汗が、、、、

 

「あ、、、ああ、それ、、えーと、そうそう、俺のあだ名、、、」

「あだ名?、、、、」

「うん、そうそう、俺ってほら、貴族みたいな顔立ちじゃん、だからガキのじぶん、伊集院ちゃんってみんなから呼ばれてたんだ、、ははは、、、」

「へー、そうなんですか、、、、、」

「そうそう、、、、」

(さすがは銀二さんだ、、見事な返し言葉、、、)

僕はある種尊敬の目で銀二さんを見ていた、、が、そんな銀二さんに再びめぐみちゃんが、、、、

「、、もう一つ聞いていいですか?」

「、、ど、どうぞ、、、」

「銀二さん、久しぶりに会ったんですよね、お二人と、、、」

「あ、、、そ、そうだよ、、」

「でも、後から来た人、夕べ会ったじゃないって言ってましたけど、、、」

 

「え!?」

 

「、、、、、、、」

めぐみちゃんは無言で銀二さんを見ていた、、、、、

「いや、、、そ、そんなこと言ってたっけ?、あいつ、、」

「はい、、、」

「あー、それは、、、その、、、、」

銀二さんがもじもじ頭を掻き始めた瞬間、

「それから、クリスティーヌさんに、マライアさんなんて、これもあの人たちのあだ名だったんですか?、、、、」

「え、、、」

「銀二さん、二人のことそう呼んでたでしょ、、、」

めぐみちゃんは、今までに見せたことのない鋭い目つきで、銀二さんを見た、、、、

 

(うそ、、、、ちゃんと聞いてたんだ、、、、めぐみちゃん、、、、)

僕はそんなめぐみちゃんの目を見た瞬間、ふっと頭にハゲ虎の鋭い視線を思い出した、、、

(そ、、そうだった、めぐみちゃんには、警視庁捜査四課、閻魔のハゲ虎の血が流れていたんだ、、、、)

僕は恐る恐るめぐみちゃんを見た、、、、 

「、、ぐお!?」

直後、恐怖の金縛り状態へ、、

な、、なんとめぐみちゃんは、更にするどい目線を今度は僕に向けて発していたのだった、、、

続き
第58話 吉宗くん、めぐみちゃんへの想いへ

clover本編で登場したアントニオ古賀さんをご存知でない方はこちらをクリックしてみてねんsmile

イラストは近日更新しますcoldsweats01

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第一章 侠客鬼瓦興業」カテゴリの記事

コメント

やばくな~いnote
かなりやばくな~いnote
ら~ら~ららいnote

正直に言うべきか…言わざるべきか…
私なら…とことん追い詰めて、、、
正直に話してもらったらもらったで、黙っとくのが愛情やろ~(`◇´*)とまたまた切れるかなcoldsweats01

さぁ、今からでも誤魔化す手はあるのかsign02
作者さんsign01そこんとこどうよsign02smile

顔文字、私のパソコンだけが変なのではなくて良かったnote
flair発見sign01
先に顔文字のタグを選んでから、挿入したい場所にカーソル持って入ったら、
先に選んだタグから開くし、切り取り貼り付けしなくても大丈夫だぁgood
゜.+:。(*´v`*)゜.+:。


先日、自宅パソコンがダメで携帯からメールさせて頂いたのですが、届いてますでしょうか?
吉宗くんに関係ない事書いてスミマセン。

投稿: けんさぁ | 2008年9月 9日 (火) 14時31分

けんさぁさん
追い詰めるだけ追い詰めて、白状したらそれですかーcoldsweats02sweat01
それって恐すぎる~shock

ここだけの話ですが、実は書きながらめぐみちゃんの天然ボケでちゃんちゃんって、bleah
そうなると思っていたのに、気がつくとめぐみちゃんが勝手に動き始めてしまったのです
そんなわけで続きがどうなるのか、私にもわかりません(@Д@;
というわけで私も次回たのしみなんですsmile

携帯メールありがとうございました、返信送れずにすいませーん
コメント気になさらずにドンドンお願いします
おかげで、ドンドン書くぞーという気持ちにさせていただけているんですよー

例のぶつも必ず仕上げてお送りしますからね、キリンさんでお待ちくださいね、では顔文字けんさぁさんが発見した秘儀で(=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ

投稿: 光一郎 | 2008年9月 9日 (火) 18時00分

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