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2008年10月24日 (金)

第64話 イケメン三波の策略

「好きになっても、いいですか?、、、、」

「ちょ、、ちょっと、、、、、、」

三波の突然の告白に、めぐみちゃんは慌てて顔を引いた、 

「じょ、、冗談はやめてください、、」

「冗談なんかじゃありません、、、僕は真剣なんです、、」

「真剣って、、、、」

三波の言葉にめぐみちゃんは目を吊り上げた、

「真剣って何をいってるんですか?!、、、あなたは春奈先生が、、、」

「彼女は関係ない、、、」

「関係ないって、昼に言ってたじゃないですか、好きだって、、、、、それに、子供達の前で軽薄すぎです、、、、」

「え?、、、、、」

三波はハッとした顔で振り返った、そこにはニヤニヤしながら三波とめぐみちゃんを見ている保育園の子ども達の姿があった、、、

「あーーー、いけない、、ついうっかり、、、、、」

「、、うっかりじゃないでしょう、、、、、、」

「す、、すいません、、、」

 

「今の言葉、聞かなかった事にしておきますね、、、」

「は、、はあ、、」

「はいそれじゃ、金魚選んでください、」

「あ、、はい、、、、」

めぐみちゃんに怒られ、三波は急に神妙な顔になって、金魚を選び始めた、、、、

「じゃあ、、、この子で、、、、」

「この出目金ちゃんですね、、、」

めぐみちゃんは網で出目金をすくうと、そっとお椀に移し、箱からビニール袋を取り出そうと後を振り返り

「うわーー!?」

っと、突然大声を出した、

彼女の目線の先にはゾンビのような青い顔で、じーっとしゃがんでいる僕の姿があったのだった

 

「び、、びっくりしたー、、吉宗くん、、いつの間にそんなところに?、、、」

「あ、、あの、、ちょっと前に、、、」

「ちょっと前って、たこ焼きは?、、、」

「あ、、、、?」

僕は慌てて持ち場のたこ焼き売り場を見た、、

そこには、お客さんに追われててんてこ舞いになっている銀二さんの姿が、、、 

「こらー!吉宗ー、てめえ何やってんだー!!」

「あーー、すいません!!」

僕は、めぐみちゃんを心配して飛び出したものの、何にも出来ないまま、慌てて持ち場に走っていった、、、

めぐみちゃんはそんな僕の姿を見ながら 

「おかしな吉宗君、、、ふふふ、、、、」

うれしそうにつぶやいた、、

Kawaiimegu

そんな彼女の様子を、氷のような目でイケメン三波が見つめていた、、、、、

 

「あ、、、?、、ご、ごめんなさい、三波先生、、、、」

めぐみちゃんは慌てて箱からビニール袋を取り出し、三波にふりかえった、、、

「いえ、いいんですよ、、、、」

そう言いながら笑う三波の目は、瞬時に氷の目から、優しい保父さんのそれに戻っていた、、、、

「めぐみさん、、本当に好きなんですね、あの人のこと、、、」

「え?、、、、」

「めぐみさんがあの人を見る目でわかりますよ、、、、」

「目で、ですか、、、、」

めぐみちゃんは、出目金を袋にうつしながら、ポッと頬を染めた、、、

 

三波はたこ焼き三寸の中の僕をみながら、

「めぐみさんがそこまで思ってるぐらいだから、、、、春菜先生も好きになるわけだ、、、、」 

突然、意外な言葉をつぶやいた、、

 

「、、、春菜先生も、、、、?」

 

めぐみちゃんは慌てて三波の顔を見た、、、

「あ、、、いや、、何でもないです、、、、」

「何でも無いって、、今、春菜先生も好きになったって、、、」

「あ、、いや、、それは、、ひとり言ですから、、、気にしないでください、、、、」

三波は慌てて手を振りながら、横を向いた、、、しかしその瞳にはうっすらと涙が浮かんでいた、、、

「、、み、、三波先生?、、」

めぐみちゃんは、驚きの顔でじっと三波を見ていた、、、、

 

そんなさなか、境内の入り口の方から大きな声が響いてきた、、、 

「おーい、三波くーん、、、、」

「やっぱりここだったんですね、三波先生、、、、」

そこには、今、三波が口に出したばかりの春菜先生が、スーツ姿の男とともに近づいて来ていた、、、、

「あ、、、めぐみさん、こんにちわー」

春菜先生はめぐみちゃんの姿に気がつくと、うれしそうに頭をさげた

「あ、、こ、、こんにちわ、、、」

めぐみちゃんは、慌てて頭を下げたあと、じーっと春菜先生を見た、、、

「へえ、今日はめぐみさんが金魚すくいなんですね、、、、」

「は、、はい、、、」

「それじゃ、昨日のお兄さんは、どちらにいらっしゃるんですか?」

「お兄さん、、、よ、吉宗君のことですか?、、」

「はい、、、」

春菜先生は静かにうなずきながら、うれしそうにあたりを見わたした、、、

めぐみちゃんはそんな春菜先生の様子に、少しムッとした表情を浮かべると、僕のいるたこ焼き三寸を指差し

「吉宗君なら、あそこです、、、」

「吉宗くーん!!、」

角のある声で、僕を呼んだ、、、

 

「?、、、、」

僕はパックにたこ焼きを詰めながら、めぐみちゃんの事を見た、、、、

「お客さんですよ、、、」

めぐみちゃんはそう言うと、プーッと頬を膨らませながら、春菜先生を指差した、

「え?、、何?、どうしたのめぐみちゃん、、、、、お客さんって?、、、」 

「あっ、、春菜先生!!」

僕は思わず頬を赤くして照れ笑いを浮かべてしまった、、、、

Popopp  

「どうして吉宗くんが、赤くなってるのかなー、、、」

「え!?」

何時の間に来たのか、振り返ると僕の後ろに、めぐみちゃんが、じとーっとした目で立っていた、、、

「え、あ、赤いって?、そ、そんなこと、、、」

「真っ赤じゃん、、、」

めぐみちゃんはそう言いながら、明らかに敵意にみちた目で、春菜先生を見た、、、

「え?、め、、、めぐみちゃん?、、え?え????」 

僕は訳がわからず、めぐみちゃんと春菜先生を交互に見たのだった、、、

 

「へえ、今日はたこ焼き屋さんだったんですね、、お兄さん、、、、」

春菜先生はそんなめぐみちゃんの様子に気がつかないまま、楽しそうに話しかけてきた、、

「うわー、美味しそうですね、、、、」

「あ、、、美味しいですよ、は、、はい、、、」

僕は背中にめぐみちゃんの殺気を感じながら、作り笑顔で返事をした、、、、

 

「あ、、そうそう、紹介しますね、、、、」

春菜先生はそういうと、彼女と一緒に現われたスーツ姿の男に声をかけた、、、

「副園長先生、、、この方がお話した、優しいテキヤのお兄さんです、、、、」

スーツの男は、僕の前に歩をすすめると、はっと驚きの表情を浮かべた、、、 

「あ、あなた方は!?、、、」  

「あー!?、、銀二さん、、銀二さん、、、、」

「ん?、、、あ、、あんたは夕べの、、、、」

銀二さんと僕は目を丸くしながらスーツの男を見た、

春菜先生の保育園の副園長、

そのスーツ姿の男、それは、お慶さんの婚約者、沢村研二そのひとだった、、、

続き
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イラストは近日更新します^^

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コメント

ここで”ジュリー”違う違うsweat01沢村研二の登場ですか~( ^ω^)おっおっおっ

さてさて、どんなどんちゃん騒ぎになるんでしょ( ̄ー ̄)ニヤリ
続き楽しみにしてま~す(≧∇≦)

ぽちッnoteも忘れてないょ~んwink

投稿: けんさぁ | 2008年10月27日 (月) 10時53分

けんさぁさん

ポチまでありがとうございますーーーcrying感謝感謝です
いよいよ騒動のはじまりですねーsmile自分でもどうなっていくかわかりませんが
こんな時代、明るさと楽しさは忘れないようにしたいなーと思っています。

不況不況と会社に来る人みんな、しぶーい表情をしていますが、渋い顔でも一日、笑顔でも一日、おんなじ一日なら笑い顔の一日のほうがずっと良いですからねhappy01

皆さんの笑顔のため、吉宗くんにはしっかりお手伝いをしてもらいたいと思っていますhappy01

投稿: 光一郎 | 2008年10月28日 (火) 12時13分

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