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2008年11月13日 (木)

第66話 恐るべし!イケメン三波

「やっぱり、、、お前だなー!!」

気がつくと僕は、イケメン三波の胸ぐらをつかんでしまっていたのだった、、

「な、、何をするんですか、、、、、」

「何じゃない!、よくもマライアさんをーーー!」

「苦しいーーー!た、、助けてー!、、助けてーーー!!」

三波は大声で叫んだ

 

「吉宗君!!」

突然の出来事に、めぐみちゃんがあわてて、僕の腕にしがみついてきた、、、

Ikemen2

「どうしたの吉宗君!、急にこんなことして、、」

「えっ?、、、あっ!?」

僕は、めぐみちゃんの言葉に我にかえり、あわてて三波の胸ぐらにあった手を放した、、

 

「なんで、、、、どうして、吉宗君、、、」

「いや、、あの、、」

三波はあわてて僕から離れると、

「な、、何なんですかー、あなたは、、、それに、ま、マライアさんって、いったい誰のことですかー、そんな人知りませんよー、僕は、、、」

「知らないって、お前!」

 

「吉宗君!!」 

「!?」

「マライアさんって、さっきの綺麗な人でしょ、、いったいあの人がどうしたのよ?」

「あ、!」

「ねえ、いったい何なの?、、、どうして吉宗君が、あのマライアさんという人の事で、そんなに興奮してるの?、、、」

「いや、、あの、、、、、、、」

「答えて!」

「、、、、、、、、、」

僕は青い顔で、あたりをキョロキョロ見渡した、、そして銀二さんの姿を目にするとひっしに視線で助けをもとめた、、、

銀二さんは一瞬動揺したのち、即座に、、

「え、あーと、、詐欺、、結婚詐欺だ、なー吉宗、、、」

そう言いながら、僕たちの前に歩いてきた、、

「夕べの飲み屋でマライアが言ってたんだよな、、、保育園の先生に結婚詐欺にあったって、、な、な、、吉宗、、」

「え、、あ、、はい、」

「結婚詐欺?、、三波先生が?」

めぐみちゃんはイケメン三波を見た、、

 

「じょ、、冗談じゃありませんよー、僕が結婚詐欺だなんて!、、、ひどすぎますよーー」

三波は、目に涙を浮かべながら、、、、

「春菜先生、副園長助けて下さいよー、僕はそんな人間じゃないって、この人に言ってくださいよー、」

二人に救いをもとめた、、 

「ハハハ、、、三波先生が結婚詐欺とは!?、、、それは絶対に間違いですよ、、ねえ、春菜君、、」

「ええ、そんなわけありませんよ、きっと誤解ですよ、吉宗さん、」

春菜先生も、にっこり微笑みながら僕を見た

  

「吉宗君、、、だめじゃない、、そんな早とちりして、、、」

「で、、でも、、、」

「でもじゃないでしょ、、ちゃんと誤らなきゃ、、、」

「ごめんなさい、、三波先生、、、」

めぐみちゃんは三波に近よると僕に代わって頭をさげた

 

「め、、、めぐみしゃーん、、、」

三波は涙顔で叫ぶと、突然、

「うわーー!怖かったー、怖かったよーー!」

子供のように大声で泣きじゃくりながら、めぐみちゃんにへばりついてきた、、

「ちょ、、ちょっと、、三波先生!?、、、」

「うえーー、めぐみさーん、めぐみさーーーん、、、、」

 

(ぐおーー!、あいつどさくさにまぎれて、めぐみちゃんに、、、、)

僕はふたたび三波を睨んだ、、

Ikemen23 

「吉宗君!またそんな怖い顔して!!」

「え!」

「吉宗君も三波先生に謝りなさい!ひどいことして、こんなに怖がらせてしまったんだから、、」

「で、、でも、、、」

「でもじゃ、ありません、謝りなさい!」

「あ、、、はい、、」

 

「す、、すいま、、せんでした、、、」

僕はしぶしぶイケメン三波に頭をさげた、

三波はめぐみちゃんにしがみついたまま、じーっと僕を見ていたが、再び情けない顔をすると

「本気で謝ってないよー、まだ、あの人は後で僕に暴力をふるうつもりだよーー」

めぐみちゃんの胸に顔をおしつけた、、、、

 

(うあああーーーー、あいつーーー、またしても、、、、、)

  

「吉宗君!もう一度謝りなさい!!」

「うぐ、、、、」

めぐみちゃんに再び叱られた僕は、悔しさをかみしめながら、深々と三波に頭をさげた

 

「、ご、ごめんなさい、、、、すいませんでした、、、、」

  

「三波先生、、今度は真剣に謝ってるんで、許してもらえませんか?吉宗君のこと、、」

「めぐみさん、、あの人は真剣に謝ってなんかいませんよーー!真剣だったら手をついてあやまりますよーー!」

「手をついて!?」

「そうですよーー、手をついて謝ってもらえないと、僕には信じられませんよー!」

イケメン三波はめぐみちゃんに泣き顔で訴えたあと、冷めた目で僕を見据えた、、

 

(こ、、、こいつ!!、、、、やっぱり全部演技だ、、、)

 

「さあ、、、、手をついて謝ってください、、、」

「、、、、、、」

「さあ、黙ってないで、、さあ、、、」

僕は奥歯をきりきりとかみしめながら三波の氷のよう顔を睨んでいた、、とその時だった、

「三波先生!」

隣で様子を見ていた春菜先生が、三波に声をかけた、

 

「手をつけだなんて行き過ぎですよ、、、誤解は誰にでもあるんですから、、」

「でも、春菜先生、とても怖かったんですよ、、、」

「それでも行き過ぎです、、、、」

「なぜ?どうして、春菜先生は、あの人をかばうんですか?」

「別にかばっているわけじゃ、、、」

「やっぱり好きなんですか?、、、、あの人の事が好きなんですかー?」

イケメン三波はめぐみちゃんにしがみついたまま、春菜先生に訴えた、、

「好きって、、そんな、、、、、」

春菜先生は頬を染めながら、無言で立ち尽くしていた、そんな春菜先生の様子を、めぐみちゃんも真剣に見つめていた、、、、

 

「何も言えないなんて、やっぱりそうなんだー、春菜先生はあの人が好きなんだーー!」

「な、何を言ってるんですか三波先生、、思いっきり誤解です、、、」

「誤解?、、、、」

「そう、誤解ですよ三波先生、、、」

春菜先生はそう言うと、恥ずかしそうに微笑んだ

 

「春菜せんせーーー!」

イケメン三波はぐしゃぐしゃになった情けない顔で泣きだすと、めぐみちゃんから乗り換えるように、春菜先生に抱きついた、、、、

「まあ、三波先生ったら、どうしたんですか?、、」

「だって、、心配だったんですよー、春菜先生の心があの人に行ってるんじゃないかって、心配で心配で、、、」

「、、おかしな三波先生ですね、考え過ぎですよ、、」

「本当ですか?、、本当に本当ですか?、、、」

三波は泣きながら春菜先生を見つめた

「本当です、さあ、いい加減泣きやんでください、ほら子供たちも見てるんですよ、、」

「え?、、、あーー、しまった、、、」

三波は隣でじーっとみている園児たちに気がつくと、あわてて春菜先生から離れた、そして恥ずかしそうに頭をかきながら、さわやかに笑い始めた、、、

「いやーー、ぼ、、僕としたことが、恥ずかしい、、、」

 

「相変わらずあわてんぼですね、三波先生ったら、ふふふ、、、」

春菜先生はやさしく微笑みながら、明らかに好意をもったまなざしで、イケメン三波を見つめていた、、、

 

「三波先生って、真剣に本当に純粋に春菜先生の事を、、私もちょっと誤解していたかも、、」

二人の様子を見ながら、楽しそうにめぐみちゃんがつぶやいた、、、そして、静かに三波に近寄ると、

「本当にごめんなさい、、吉宗君には私からよーく言っておきますから、何も心配いりませんから、」

「いや、、いいんです、僕の方こそ、手をつけだなんて言いすぎちゃったから、はははは、、」

イケメン三波はめぐみちゃんの事を見つめながら、透きとおるようなさわやかな笑顔で微笑んだ、、そして、何時のまにかめぐみちゃんも、そのさわやかスマイルに吸い寄せられるように、幸せそうに微笑み返していた

 

(ち、、違う、、、めぐみちゃんも、春菜先生も、、違うよ、その男は本当はそんなさわやかな男じゃない、、) 

僕は必死に心で訴えていた、、しかしその場の雰囲気から、声を出す事が出来ず、じーっと、イケメン三波に春菜先生、そしてめぐみちゃんの姿を見つめていた、、、

 

そんな最中、

「ほれ、、、差し入れのジュースだぞ、、、、」

背中ごしから聞き覚えのあるどすの利いた声が、響いてきた

(こ、この声は、もしや、、、、)

僕はチラッと、沢村研二を見たあと、おそるおそる聞き覚えのある声に向かって振り返った、、

 

「や、やっぱり、、、お、、追島さん!?」

そう、そこには、片手にジュースの袋をぶら下げたマウンテンゴリラ、追島さんが不思議そうに首をかしげながら立っていたのだった

続く
第67話、男、追島!哀愁の背中、、、へ

イラストカットは近日アップしまーす^^

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第一章 侠客鬼瓦興業」カテゴリの記事

コメント

おはようございま~す!
パソコンが故障とか、うちも去年PCが故障したのでメーカーに修理に出したら、マザーボードが原因でした。
修理代は往復の送料込みで、36000円位だったですよ~
その一年前も故障したのですが、そのときはハードディスク交換で、60000円の出費です。痛かった!
それでも、人に聞くと安いと言いますがどうなんでしょうね?

吉宗君のライバル、ちょっとやなヤツですね。^^;
いろんな人物が登場して、益々面白くなってきますね~

それから、フラダンスの可愛いイラスト、大成功だったようでおめでとうございます。
Tシャツも作られたのですね、スゴーイ!
自分の兄弟に、天才イラストレーターがいたら、描いてもらいたいものが沢山あるのだけど、うちは皆、絵心が全くのゼロだから…^^;

投稿: 楽楽 | 2008年11月13日 (木) 09時59分

更新お疲れ様ですheart04
お忙しいなか、吉宗くんの腕を下ろして頂き、ありがとうございますuphappy01
なんとかつらずにすみましたsmile

なんちゅ~やっちゃsign01
三波sign03
そーやって女を食い物にしやがってsign03angry

昔の作者そのままかsign03smile
って、ぁら失礼coldsweats01

追島さんが現れたsweat01
ゎおッsign01
またまた一波乱ですなsmile

投稿: けんさぁ | 2008年11月13日 (木) 13時23分

楽楽さん

会社の自分のPCがいまだ修理中なため、事務員さんのPCを借りていますcoldsweats01
マザーボードで35000円ですか、、、
痛いですねー(汗
自分も電気屋さんからマザーボードじゃないかといわれたので覚悟をしなければ、、、

吉宗君、ライバルキャラ、いやな奴でしょう
泣きキャラでも計算の泣き、こいつとどうからんでいくか今から楽しみです^^

フラダンス、本当に素晴らしかったですよー
特に姉の教室の子供たちがとってもやさしい子ばかりで
いっしょに祐の字も最後は躍りに交ぜてもらっていました
姉がいつも話している「フラで愛を伝えられたら、、、」
子供たちのやさしさを見せてもらえて、改めて感動させられました。

投稿: 光一郎 | 2008年11月15日 (土) 12時01分

けんさぁさん

やっと吉宗君腕を下ろすことが出来ましたcoldsweats01
それもこれもけんさぁさんの助言のおかげ、吉宗くんも感謝しているようですwink

昔の作家って、、、、やばい、ばれてしまいましたかcoldsweats02
武州多摩のこましのハニーとは、何を隠そう私のことです(なんちゃって、、、、coldsweats01

ついに男追島登場、、、沢村との初対面何が起るか、楽しみにしていてくださいね、、て、実はどうなるか私も知らないのですがnote

それから昨日十和田から戻って来ました^^
遠かった~coldsweats02sweat01

投稿: 光一郎 | 2008年11月15日 (土) 12時07分

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